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C-PLフィルターの反射光除去、その効果は?

PLフィルター(偏光フィルター)は風景撮影に欠かせない、などと雑誌や本に書いてあります。特徴としては①水面などの反射光を除去②色彩コントラストを強調、の2つが上げられます。そしてデジタル一眼レフが普及するにつれて②はレタッチで可能だが、①はやはりフィルターのほうがよい、という感想がどうやら多いようです。
私も以前、池の水鳥を撮影した際、水面の反射が強くて、水鳥が目立たなくなったケースがありました。また先日動物園では、水中で昼寝をしているようなアシカがいたのですが、やはり水面反射のため、その気持ちよさそうな表情が撮れませんでした。ちょっと残念でした。
そこで、まだまだ初心者で時期尚早と思いつつも、思い切って買ってみました。他のフィルターに比べて、PLフィルターは高く、またデジタルだと、C-PLでないと駄目なので、さらに値が上がります。ちなみに私の買ったマルミの「DHGサーキュラーP.L.D」(52mm用)は、4,536円です。
さて、その効果は。以下を見比べてください。

反射光を除去しない場合
C-PLフィルターの反射光除去、その効果は?_c0112065_22294691.jpg


反射光を除去した場合
C-PLフィルターの反射光除去、その効果は?_c0112065_22314535.jpg


どうでしょうか。このときはかなりの差が出ていますね。ちなみに前枠を回すとことにより、効果の強弱をつけられます。ただ、作品としてどちらがいいかはケースバイケースだと思います。
また、別の場所でも試したのですが、いまいち効果が出ていませんでした。光の角度とかで違ってくるそうです。そして場合によっては、フィルター効果が出ているのか、わからないものもありました(当然ながら、フィルター有無、あるいは効果の強弱は画像のデータとしては記録されないですから)。まだ使いこなせないあいだは、別にメモっておいたほうがいいかもしれませんね。
フィルターは研究すれば奥が深い世界のようです。実はもう、減光フィルター、もしくは接写用フィルターなどを買いたくてうずうずしています。
by nagaosi | 2007-05-21 23:05 | Nikon D70s

ニコンにRFに自家現像に。彷徨い転向し続けるヒマジン


by nagaosi